技術イベントのパンフレット記事をTypstでBuildする
Table of Contents
背景・動機
組版が必要なあらゆるものはTypstを採用することにしている。
パンフレット記事や同人誌の組版をする時にも例に漏れずTypstで作成しているのでメモしておく。
内容は NixでTypstをBuildしGitHub Pagesでホスティングする とかなり重複するが、パンフレット記事を書くという側面で纏めていく。
試したこと・やったこと
1. Build周り
NixでTypstをBuildしGitHub Pagesでホスティングする に纏まっているのでこちらを参照。
2. テーマ選定とTypst設定
この手のテーマはTypstには大量にある。
コードのsyntax highlightのみ codly と codly-languages を使ってるが、デフォルトのTypstの機能を手で設定している。 フォントはHackGenを入れており、日本語も英語も数値もきれいに描画してくれる。
#set text(lang: "ja", font: "HackGen", size: 8pt)
#set page(
width: 210mm,
height: 297mm,
margin: 20mm,
columns: 2
)
#set columns(gutter: 12pt)
#import "@preview/codly:1.2.0": *
#import "@preview/codly-languages:0.1.1": *
#show: codly-init.with()
#codly(languages: codly-languages)
#show raw: set text(size: 6pt)
#place(
top + center,
float: true,
scope: "parent",
clearance: 1em,
)[
#set text(size: 18pt)
パッケージマネージャNixで実現する \
宣言的でクリーンなPHP開発環境の構築
#set text(size: 12pt)
たけてぃ \@takeokunn
#v(1em)
]
得られた結果・所感
満足いくクオリティでpdfを生成できるようになったし、GitHub ActionsでBuildしてGitHub Pagesでホスティングできるようになった
- https://www.takeokunn.org/pdf/phperkaigi-2026-pamphlet.pdf
- https://www.takeokunn.org/pdf/phperkaigi-2025-pamphlet.pdf

今後の展開・検討事項
もっとTypstでこだわれる余地がないか模索していきたい。