Typst SlideのDracula Light Theme作成した

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背景・動機

Typstテーマを自作した でDrauclaテーマのスライドを自作したのだが、実際登壇してみるとダークテーマは登壇会場によっては見にくくなってしまうことがわかった。 Draculaテーマだけでなくライトテーマでも生成できるようにしなくちゃいけなくなったので自作してみた。

試したこと・やったこと

1. テーマ選定

ライトテーマは世の中に沢山あるものの、好みのテーマを見つける必要がある。 Draculaテーマが好きな理由は、エコシステムが充実していてあまり努力せず統一感を出せるからであり、対応しているすべてのアプリケーションのカラーテーマをDraculaに設定している。

Draculaテーマにもライトテーマないのかなと調べた所、Draculaを逆から読んだAlucardというテーマがあった。

https://draculatheme.com/blog/dracula-pro-2.0-our-first-light-theme

これなら既存のカラーテーマとの統一感を出せるだろう、ということでAlucardを選定することにした。

2. テーマ作成

AIに適当にカラーテーマを作成させた。

https://github.com/takeokunn/blog/blob/main/typst/themes/alucard.typ

#let colors = (
  background: rgb("#FFFBEB"),
  foreground: rgb("#1F1F1F"),
  pink: rgb("#A3144D"),
  purple: rgb("#644AC9"),
  orange: rgb("#A34D14"),
  green: rgb("#14710A"),
  cyan: rgb("#036A96"),
  red: rgb("#CB3A2A"),
  yellow: rgb("#846E15"),
  comment: rgb("#6C664B"),
)

TextMate Themeも作成した。

https://github.com/takeokunn/blog/blob/main/typst/themes/Alucard.tmTheme

得られた結果・所感

「Software DesignでNix連載しました」というスライドを作って登壇してみた。 特に問題なく登壇できたので今後も積極的に使っていきたい。

https://www.takeokunn.org/pdf/publishing-nix-series-software-design.pdf

今後の展開・検討事項

スライドテンプレートを作り込んでより表現力豊かなスライドを作れるようになりたい。